日記

焼き食文化の鎮魂歌

(※一度書いた文章に納得がいかなかったので、編集してたらどえらいことになてきたw)

焼きそば焼きそばってさ、誰が作ったんだろう?あることが自然すぎて誰も考えなかったことがふと頭に浮かぶ。そもそもお出汁で頂くのが本来の麺スタイルである。
なぜ鉄板で「もう、焼いちまおう!」と思い立ったのか。しかも「ソース」というジャイアン級のぶっ飛ばされてしまう誰の言うことも聞かない味付けである。

まぁ、ホームラン級の正解だったから世に普及したのではあるが・・・こうした「やっちまおう」精神で、三振及び凡打程度の失敗で世に出ることのなかった未知なる食文化も山というほどあったに違いない。安打でその店の定番メニュー。二塁打まで行けば、ご当地グルメとなり、今や定番となったB級グルメでいつか日の目を見るかもしれない。焼きラーメンや今や一般家庭に普及する皿うどんなどがその例である。

また、ソーキそばなど、ホームグランドでないとその本当の美味しさが分からないものもある。

余談ではあるが、神戸っ子でありながら「そば飯」は私の好みではない。
個人の見解では炭水化物に炭水化物はデンジャラス!言うなれば「パンでご飯を挟んでみました」もとい「ご飯の上にチャーハン事件」混ぜるな危険なのである。
大き目の茶わん蒸しだと思って食べてたら「下からうどんが出てきた!」という快挙ではないのだよ諸君!!焼きそばパンっていう定番で安定のものは存在するのではあるが・・・


そもそも、まだ電子レンジが普及していなかった時代の冬の白飯の弁当。これを温めてもらいつつ、なおかつ空腹を満たすがゆえに焼きそばに混ぜてもらったものがそば飯の発祥である。
私個人の意見で、ほとんどの関西人を敵に回してしまうことになるが、この飽食の時代、そば飯や焼きそば定食(焼きそばに白ご飯)を食すなら、焼きそばを二人前を食べよ!と言いたくなるのである。もちろん喫茶店やお好み焼き屋さんでは高いのでカップ麺でも可である!
武士は食わねど高楊枝の勢いで「焼きそばのみ単品」というチョイスもある。かと言って、何が正解であるかは己の腹で決めるのが一番なのではあるからして、これらを全てをまったく否定する気はない。

「好きにすればいいじゃん!」なのである。

しかし、時にはプロ選手が少年野球でホームランを打つというキワモノも存在する。
それがメディアの力であり、まさにごり押しである。揚げたラーメン束で具材を挟むラーメンバーガーは一度食べたが、もう二度とお金を払って食べようとは思わない。
それならむしろ、すきっ腹なのにお湯が無く、仕方なくチキンラーメンをグワシャグワシャと豪快にむさぼる方が美味い気がする。
※上記は私独自の観点であり、たんなる偏見であるのでご容赦をいただきたい。また、本当に美味しかったにもかかわらず、場所や観客に恵まれず幻の場外ホームランも存在したかもしれない。

そんな不世出の一品だったかもしれない焼きものたちに哀悼の意を込め、本日は焼きそばを食すのであった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました